完熟梅の甘露煮の作り方・レシピ・保存方法・楽しみ方について解説
煮詰めてつくる甘露煮は、完熟梅を使用するのがおすすめです。
果肉の柔らかさと完熟した梅の酸味と甘味をより引き立てられ、アク抜き不要なため下処理が簡単で梅を仕込むのに不慣れな方でもつくりやすいのが嬉しいポイントです。
今回は、完熟梅の甘露煮のつくり方をご紹介します。
つくる際のポイントや保存方法、アレンジなどを知りたい方はぜひ参考にしてください。

Contents
完熟梅は生で食べられる?
完熟梅は、生で食べられます。
青梅は、実の成長が未熟なため、アミグダリンという成分が含まれています。
アミグダリンは体内で毒素を発生し、青梅を生で食べると腹痛や下痢に繋がる可能性があるため注意が必要です。
一方、完熟梅は十分に熟した梅であるため、アミグダリンが含まれていません。
おなかを下す心配もなく、生で味わうことができます。
ちなみに、完熟梅は梅の酸味とほのかな甘みを持ち合わせています。
カリッとした食感の青梅に対して柔らかい果肉が食感が楽しめるのが特徴です。
完熟梅はアク抜きが必要?
完熟梅は、アク抜きせずに食べられます。
青梅は未熟な梅でアクが多く含まれてるため、煮詰める前に水に数時間つける必要があります。
一方、完熟梅はしっかりと熟しており、渋味が少なくアクを取る必要がないため下処理がラクなのが特徴です。
逆に、完熟梅を長時間水に漬けると実の腐敗が進む恐れがあるため注意しましょう。
長時間水に漬けるのは避け、軽い水洗いで済ませるのがおすすめです。
完熟梅は実が柔らかく煮崩れしやすいため扱いが難しいと考えられがちですが、下処理が楽な点は梅仕込みに不慣れな方にとって嬉しいメリットといえるでしょう。
完熟梅の甘露煮の作り方
完熟梅を使えば、簡単に梅の甘露煮をつくることができます。
ここでは、完熟梅の甘露煮のつくり方をご紹介します。
必要な材料
- 完熟梅 1㎏
- グラニュー糖 600~800g
- 水 適量
- 竹串
- 布巾
- 鍋
- 保存容器
- 落し蓋(キッチンペーパーなど)
甘露煮の甘さは、砂糖で調節しましょう。
甘露煮をつくる手順
甘露煮は、主に以下の手順で進めていきます。
- 保存容器を消毒する
- 梅を洗い水分を拭き取る
- シロップをつくり梅を煮詰める
- 梅を保存する
- できあがり
はじめに、アルコール消毒や煮沸消毒などで保存容器を清潔にしておきましょう。
つぎに、 梅の下ごしらえをします。
梅を水で優しく洗い汚れを取り除いたら、布巾などで水気を拭き取りましょう。
ヘタつきの梅は、竹串などでキレイに剥がし、梅全体に小さな穴をあけます。下ごしらえができたら、一度冷凍保存をしておきましょう。
冷凍保存で冷やした梅を鍋に入れ、梅が浸る量の水を加えて火にかけます。
軽く沸騰したら火を止めて、少しずつ水を加えてお湯を冷まします。
冷めたら梅をザルにあげ、鍋の水を捨てます。
梅を鍋に戻し、グラニュー糖を加えて鍋を揺すり、再度火にかけます。
鍋が焦げないよう注意しながら、弱火で煮ましょう。アクはお玉などで取り除くのがおすすめです。
キッチンペーパーで落し蓋をして、5分ほど煮ます。
火を止め梅が冷めたら保存容器に入れて味をしみ込ませましょう。
より味をしみ込ませたい方は、冷やした梅のシロップを再度煮詰めて瓶に戻すのがおすすめです。
完熟梅の甘露煮を美味しくつくるためのポイント
完熟梅の甘露煮を美味しくつくるためのポイントは、以下のとおりです。
- 梅の小さな穴をあけておく
- 煮詰める前に冷凍しておく
- 青梅よりも丁寧に扱う必要がある
ポイントを押さえておくことで、手間取らずに美味しい完熟梅の甘露煮がつくれます。
甘露煮をつくる前に、ぜひチェックしておきましょう。
梅の小さな穴をあけておく
完熟梅は、煮詰める前に穴をあけておくのがおすすめです。
穴をあける目的は、煮崩れを防ぐためです。穴をあけずに煮詰めると、梅の実が高頻度で破裂します。
竹串や楊枝の先端を梅に刺して、小さな穴をあけましょう。
梅にあける穴は、1粒に対して20ヶ所ほどといわれています。
あまり大きな穴をあけると見た目が悪くなるため、できるだけ小さい穴をたくさんあけるのがポイントです。
煮詰める前に冷凍しておく
完熟梅で甘露煮をつくる際は、煮詰める前に一度冷凍庫で実を冷やしましょう。
梅の実は、冷凍してから煮詰めると実が割れにくくなります。
実が崩れてしまうとぐちゃぐちゃの果肉で見た目が悪くなったりシロップが濁ったりなどにつながります。
梅の実をキレイに残した甘露煮をつくりたい方や透き通るシロップに仕上げたい方は、実の崩れを防止するために一度冷凍しておくとよいでしょう。
青梅よりも丁寧に扱う必要がある
完熟梅は、青梅よりも丁寧に取り扱わなくてはいけません。
青梅はカリッとした歯ごたえと実の硬さが特徴的な梅ですが、完熟梅は対照的に皮や実が柔らかく、少しの衝撃で果肉がつぶれてしまいます。
たとえば、勢いよくかき混ぜたり強火でグツグツ煮込んだりすると果肉が崩れてしまう可能性が高いため注意しましょう。
かき混ぜる際はゆっくりと、弱火でじっくり煮詰めるのがポイントです。
完熟梅の甘露煮の保存方法
完熟梅の甘露煮は、冷蔵庫で保管しましょう。
湿気の多い場所や直射日光の当たる場所で常温保存をすると、梅にカビが生えたり風味を損なったりなどさまざまなトラブルが発生し、美味しく召し上がれません。
また、梅を煮詰めてすぐに食べると、酸味やえぐみを強く感じることがあります。
1週間ほど経てば、味がしみ込み酸味やえぐみが消えて食べやすい状態になります。
つくった甘露煮は、2ヶ月から3ヶ月を目安に早めに食べ切りましょう。
完熟梅の甘露煮の楽しみ方
完熟梅の甘露煮はそのまま食べても美味しく召し上がれますが、アレンジすることでより梅の香りを楽しみながら味わえるのが嬉しいポイントです。
ここでは、完熟梅の甘露煮の楽しみ方をご紹介します。
- デザートとして味わう
- 料理として味わう
デザートとして味わう
柔らかい果肉と甘いシロップはヨーグルトに入れて朝食のデザートにするのがおすすめです。
冷凍すれば、手づくりシャーベットとしても楽しめます。
また、パンケーキやワッフルのトッピングに甘露煮を加えれば、さっぱりとした梅の香り漂う爽やかなデザートに。
暑い夏は、かき氷シロップに活用してみてはいかがでしょうか?
料理として味わう
甘露煮はデザートだけでなく料理にも使えます。
刻んだ果肉とシロップをドレッシングに加えてサラダにかけたり、メイン料理の隠し味に混ぜ合わせたりするのがおすすめです。
梅の風味は味噌や醤油との相性がよく、さまざまな料理に活用できるでしょう。
魚料理に使えば、臭みを取りながら梅の爽やかな香り漂う逸品が完成します。
また、甘露煮のシロップをカレーに入れれば、甘口のお子さま用カレーに大変身!
ぜひ、甘露煮を加えて美味しいデザートや料理をつくってみてください!
美味しい完熟梅で甘露煮をつくって梅の香りを堪能しよう
煮詰めてつくる甘露煮を手づくりする際は、完熟梅を使用するのがおすすめです。
果肉の柔らかさと完熟した梅の酸味と甘味が楽しめる甘露煮ができます。
また、完熟梅でつくればアク抜きが不要なため下処理が簡単に済ませられるのも嬉しいポイントです。
梅を仕込むのに不慣れな方でもつくりやすいでしょう。
プラムレディでは、紀州南高梅の完熟梅を販売しています。
梅の産地で有名な和歌山県で採れた梅を使ってより美味しい甘露煮をつくってみてはいかがでしょうか?



