紀州で育まれた南高梅と伝統の味 | 梅干し・特産品の通販

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「梅仕事をしたいけれど、いろいろ忙しくて時間が取れない…」

「梅をたくさんもらったけれど、一度に加工するのは大変!」

そんな方にこそ知ってほしい魔法のようなテクニック、それが「梅の冷凍保存」です。梅は凍らせることで劇的に扱いやすくなり、しかもおいしさがアップするという、まさに“アリどころか正解!”な保存法なのです。

今回は、冷凍梅のメリット・デメリットから、失敗しない下処理、そして冷凍梅だからこそおいしく作れる絶品レシピまで、梅仕事がもっと身近に、もっと楽しくなる情報をたっぷりとお届けします。


冷凍梅のメリット・デメリットも学ぼう

「梅を凍らせるなんて、風味が落ちるんじゃないの?」と不安に思う方もいるかもしれません。でも、ご安心を。冷凍梅には、生梅にはないメリットがたくさんあるんです。

メリット1.エキスの抽出スピードが2倍以上に!?

梅を凍らせると、果肉の細胞壁が壊れ、砂糖やアルコールに漬けた際に、中からエキスが溶け出すスピードが驚くほど早くなります。梅酒や梅シロップなら、生梅の半分以下の時間で完成することも。

メリット2.自分のペースで「梅仕事」ができる

生の梅は足が早く、手に入れたら早めに作業しなければなりません。でも、下処理だけ済ませて冷凍庫に入れておけば、週末や連休など、自分の好きなタイミングでゆっくり梅仕事に取り組めます。

メリット3.1年を通して旬を閉じ込めておける

梅の旬は1ヶ月ほどと非常に短いもの。でも冷凍しておけば、秋に「梅シロップ」を楽しんだり、冬に「梅ジャム」を作ったりと、季節を問わずおいしい梅を楽しむことができます。

デメリット1.食感が落ちる

細胞が壊れるということは、柔らかくなるということ。そのため、カリカリ梅のような食感を楽しむ調理には不向きです。

デメリット2.解凍すると茶色くなりやすい

一度凍らせた梅をそのまま放置して解凍すると、酸化して茶色っぽくなってしまいます。冷凍庫から出したら、凍ったまま一気に漬け込むのが綺麗に仕上げるコツです。


冷凍梅ってアリ?実は忙しい人こそ使うべき保存テク

それでは、具体的にどうやって冷凍すればいいのか、そのステップを見ていきましょう。

まずは梅を冷凍しよう(下処理の方法)

難しいことは一切ありません!ポイントは「水分をしっかり拭くこと」です。

  1. 水洗い:梅を優しく水洗いし、汚れを落とします。
  2. アク抜き:青梅の場合は1〜2時間水に浸けます(完熟梅なら不要です)。
  3. 水気を拭き取る:ここが最重要ポイント!一粒ずつ清潔なタオルやキッチンペーパーで水分を完全に拭き取ります。水分が残っていると、冷凍した時に梅同士がくっついて大きな塊になってしまいます。
  4. ヘタ取り:竹串を使ってホシ(ヘタ)をポロッと取り除きます。
  5. 冷凍:ジップ付きの保存袋に入れ、平らにして冷凍庫へ。24時間ほどでカチカチの「冷凍梅」が完成します。

青梅・完熟梅どちらも冷凍保存OK!

キリッとした酸味の「青梅」も、桃のような香りの「完熟梅」も、どちらも冷凍可能です。

青梅の冷凍:梅酒や梅シロップにすると、スッキリとした味わいになります。

完熟梅の冷凍:ジャムやコンポート、梅干し(冷凍梅から作る梅干しもあります!)にすると、フルーティーで濃厚な仕上がりになります。

生食NG!青梅は加熱・加工用に

これは冷凍・生に関わらずですが、未熟な青梅にはアミグダリンという成分が含まれており、そのまま食べるとお腹を壊すなどの原因になります。必ず「砂糖に漬ける」「お酒に漬ける」「加熱する」といった加工を行ってから楽しみましょう。


冷凍梅を使った【時短】レシピ5選

冷凍梅は一度凍らせることで細胞が壊れているため「エキスが出やすい」「火が通りやすい」「味が染み込みやすい」という3拍子が揃っています。ここでは、形が少し崩れてもそれがおいしさになるような“冷凍梅のポテンシャルを最大限に引き出す”5つのレシピをご紹介します。

1. 光の速さでできる梅シロップ&梅酒

通常、生の梅でシロップや梅酒を作るとエキスが出るまで1ヶ月以上かかりますが、冷凍梅ならそのスピードは桁違いに早まります。

作り方の手順は、消毒した瓶に、凍ったままの梅と砂糖(梅酒なら+ホワイトリカーも)を交互に入れるだけ。

なぜ冷凍梅がいいの?

凍った梅が溶け出す際、壊れた細胞から一気にエキスが溢れ出します。シロップなら1週間、梅酒なら2週間〜1ヶ月で驚くほど濃い味わいになります。

失敗しないコツ

梅が溶けると結露しやすいため、漬け込んだ後は瓶を毎日優しくゆすって、砂糖をしっかり溶かしきることがカビを防ぐポイントです。

2. 皮までとろける極上・梅ジャム

生の梅からジャムを作ると皮の質感が残りやすくなりますが、冷凍梅なら裏ごししたような滑らかさに仕上がります。

作り方は簡単!冷凍梅を鍋に入れ、少量の水と梅の重さの60〜70%の砂糖を加えて弱火にかけます。梅が柔らかくなったら木べらで潰し、種を取り除いてとろみがつくまで煮詰めるだけ。

なぜ冷凍梅がいいの?

組織が柔らかくなっているので、煮込み始めて数分で果肉がホロリと崩れます。あえて皮を残しても、口の中でとろけるような食感になりますよ。

きれいに仕上げるコツ

アクが出るので、煮始めに丁寧にすくい取ると、宝石のようにキラキラと透明感のある、きれいなジャムに仕上がります。

3. 箸でするりと解ける「手羽元の梅さっぱり煮」

忙しい日の夕食のメインに!お肉を柔らかくする梅の力が、冷凍によってさらにパワーアップします。

【材料】(2〜3人分)

  • 鶏手羽元:8〜10本
  • 冷凍梅:3〜5個(お好みで。多いほど酸味が効いてさっぱりします)
  • 生姜:1かけ(スライスまたは千切り)
  • 酒:50ml
  • 酢:大さじ1(さらに柔らかくする隠し味!)

<煮汁の黄金比>

  • 水:200ml
  • 醤油:大さじ3
  • みりん:大さじ3
  • 砂糖(きび砂糖がおすすめ):大さじ2

【作り方】(所要時間:約25〜30分)

  1. 下準備:手羽元はキッチンペーパーで水分を拭き取ります(こうすることで臭みが取れます)。
  2. 焼き付け(ここがポイント):フライパン(または鍋)に少量の油(分量外)を熱し、手羽元の表面を中火でさっと焼き付けます。全体に焼き色がつくと、旨味が閉じ込められ、仕上がりの香ばしさがアップします。
  3. 煮込む:鍋に<煮汁の黄金比>の材料と、酒、酢、生姜、そして冷凍梅を凍ったまま入れます。
  4. 落とし蓋をして放置:沸騰したらアクを丁寧に取り除き、落とし蓋(またはクッキングシート)をして弱めの中火で15〜20分ほど煮込みます。
  5. 仕上げ:煮汁が半分くらいになり、照りが出てきたら完成!冷凍梅は柔らかくなっているので、木べらなどで軽く潰して果肉を煮汁に広げてください。

なぜ冷凍梅がいいの?

冷凍梅から出たクエン酸がお肉のタンパク質を素早く分解。短時間の煮込みでも、お箸で身がホロッと取れるほど柔らかくなります。

おいしく食べるコツ

煮汁に溶け出した梅の果肉をお肉に絡めながら食べてみてください。冷凍梅ならではのソースのような果肉が最高のご馳走になります。

4. 炊飯器におまかせ「黄金の梅コンポート」

デザートにぴったりなコンポートも、冷凍梅なら「スイッチひとつ」で完成します。キラキラと輝くその姿は、まるで高級和菓子。冷やしてそのまま食べるのはもちろん、シロップごと炭酸で割って贅沢なドリンクにするのもおすすめです。

【材料】

  • 冷凍梅:300g(完熟梅の冷凍を使うと、より芳醇に)
  • 砂糖(グラニュー糖または氷砂糖):150g〜200g(梅の重量の50〜70%が目安)
  • 水:200ml
  • 白ワイン:大さじ2(あれば。香りがグッと華やかになります)

【作り方】(所要時間:スイッチを入れて放置するだけ)

  1. 材料を入れる:炊飯器の釜に、凍ったままの梅、砂糖、水、白ワインをすべて入れます。
  2. 「保温」スイッチをオン!:ここで最大のアテンション!「炊飯」ではなく、必ず「保温」ボタンを押してください。
  3. じっくり放置:そのまま4〜6時間ほど保温状態で放置します。夜寝る前や、朝出かける前にセットするのがおすすめ。※夏場は特に「うっかり忘れて長時間放置してた」なんてことがないように気をつけて!
  4. 冷まして味を染み込ませる:時間が経ったらスイッチを切り、釜に入れたまま、あるいは保存容器に移してゆっくり冷まします。

なぜ冷凍梅がいいの?

冷凍によって梅の組織が緩んでいるため、高温でグラグラ煮立たせなくても、保温の熱だけで甘みが中心までスッと入り込みます。また、生梅を煮ると皮が破れてしまいがちですが、冷凍梅を保温調理すると、皮がぷるんと残りやすく独特の食感になり、見た目も美しく仕上がります。

おいしく食べるコツ

キンキンに冷やして:出来上がったコンポートを冷蔵庫でしっかり冷やし、バニラアイスやギリシャヨーグルトに添えてみてください。梅の酸味がクリームの濃厚さを引き立てて、最高級のデザートになります。

シロップも主役に変身:残ったシロップには梅のエキスがたっぷり。紅茶に入れて「梅ティー」にしたり、ビールに少し垂らして「梅ビア」にするのも大人の楽しみ方です。

5. 魚の臭みを完全シャットアウト!「イワシの梅煮」

お魚料理のハードルを一気に下げてくれるのが、この「イワシの梅煮」。青魚の脂を梅のクエン酸がさっぱりとさせ、骨まで柔らかく仕上げます。冷凍梅ならではのソースのような果肉が煮汁に溶け込み、深い味わいを生み出します。果肉がとろりと絡んだイワシは、まさに“ご飯泥棒”な一品です。

【材料】(2人分)

  • イワシ(開いたもの、または筒切り):4〜6尾
  • 冷凍梅:2〜3個
  • 生姜:1かけ(薄切り)

<煮汁の黄金比>

  • 水:150ml
  • 酒:50ml
  • 醤油:大さじ2
  • みりん:大さじ2
  • 砂糖:大さじ1

【作り方】(所要時間:約15分)

  1. 下準備:イワシは塩(分量外)を軽く振って5分ほど置き、出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取ります。このひと手間で魚の臭みがさらに抜けます。
  2. 煮汁を沸騰させる:鍋に<煮汁の黄金比>の材料と、酒、生姜を入れて中火にかけます。
  3. イワシと冷凍梅を投入:煮汁が沸騰したら、イワシが重ならないように並べ、冷凍梅を凍ったまま隙間に投入します。
  4. 落とし蓋で煮込む:再び沸騰したら弱火にし、落とし蓋をして10〜12分ほど煮込みます。
  5. 仕上げ:蓋を取り、煮汁を少し煮詰めてとろみが出たら完成!梅は煮崩れていてもOK。むしろ崩れた果肉をイワシにたっぷり絡めて盛り付けてください。

なぜ冷凍梅がいいの?

消臭スピードが早い:冷凍して壊れた細胞から、煮込み始めと同時に梅の成分が煮汁全体に広がります。これが魚のタンパク質と反応し、生臭さを瞬時に閉じ込めてくれるんです。

煮汁が「特製ソース」に:冷凍梅の果肉は煮汁の中でホロホロに解けるため、お魚に絡みやすくなります。骨の周りの身も、梅のエキスのおかげでしっとり柔らかく仕上がります。

さらに「時短」レシピ

もっと手軽に作りたいなら「サバの水煮缶」を使ってください。缶詰に冷凍梅2個と醤油を少し足して鍋(またはレンジ)で温めるだけで、おいしい「サバの梅煮」が完成しますよ。


冷凍梅は年中手に入る!

「でも、今は梅の季節じゃないし……」とガッカリしたあなたに朗報です。ネットショップには、下処理済みの「冷凍梅」が一年中販売されています!「“洗って、拭いて、ヘタを取る”という作業すらスキップしたい」という忙しすぎる方は、まずは市販の冷凍梅を買ってみるのもアリ。届いてすぐに砂糖や瓶を用意すれば、そこからすぐに梅仕事がスタートできます。特に、紀州南高梅などのブランド梅は香りも抜群。まずは市販の冷凍梅で「梅仕事の楽しさ」を体験して、来シーズンは自分で生の梅から冷凍してみる……なんてステップアップも素敵ですね。

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