小腹が空いたときに食べやすい干し梅は、塩分を控えても十分美味しく食べられます。自家製の梅干しから干し梅をつくれば好みの塩分量に調整でき、無添加で美味しく楽しめるでしょう。
干し梅を手づくりする際は、天日干しだけでなく電子レンジで加熱する方法がありますが、両面を均等に乾燥させるなどポイントを押さえることで、満足度の高い干し梅がつくれます。
今回は、おやつとしても食べやすい干し梅についてご紹介します。干し梅の塩分を減らす方法など知りたい方はぜひ参考にしてください。
塩分控えめの干し梅は美味しい?
干し梅は、塩分控えめでも美味しく食べることができます。
干し梅は、梅干しから種を除いて乾燥させたものです。乾燥させると塩味を強く感じやすくなるため、梅干しに比べて塩分が少なくても十分塩味を感じられます。
ちなみに、調味漬けの干し梅は、塩漬けの干し梅よりも塩分含有量が少ないです。
塩漬け干し梅と調味漬け干し梅の違い
干し梅は大きく分けて塩漬け干し梅と調味漬け干し梅の2種類があります。干し梅を加工する前の段階である梅干しの状態を比較すると、以下のような違いがあります。
塩漬けの梅干し | 調味漬けの梅干し | |
100g当たりの塩分量 | 18.2g | 7.6g |
100g当たりの塩分量は、調味漬け梅干しに比べて塩漬け梅干しが圧倒的に多いです。調味漬け梅干しを加工した調味漬け干し梅には、はちみつ漬けのものなどもあり、塩味が少なく甘味を持っているのが特徴です。
参考元:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 果実類/うめ/梅干し/塩漬
日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 果実類/うめ/梅干し/調味漬
干し梅は手づくりできる?
干し梅は市販品で楽しむ方が多いと考えられますが、じつは誰でも簡単に手づくりすることができます。手づくりすれば、塩分を自分好みに調整できます。
また、手づくりの梅干しを加工すれば、無添加の干し梅を堪能できるのも嬉しいポイントです。
青梅や完熟梅の状態から干し梅をつくるには、塩漬けや調味漬けの加工を施すことから始めなくてはならないため、なるべく梅干しなど味をつけた梅を使用するのがおすすめです。
塩分控えめで美味しい干し梅のつくり方
ここでは、塩分控えめで美味しい干し梅のつくり方をご紹介します。干し梅づくりは、以下の方法によってそれぞれ手順が異なります。
- 天日干しでつくる
- オーブンでつくる
- 電子レンジでつくる
天日干しでつくる
- 梅干しの種を取り除く
- 梅干しを平に成形する
- 梅干しを天日干しで乾燥させる
種を取り除いた梅干しはザルに並べて、天日干しをしましょう。
梅は乾燥させることで塩味を強く感じることがあります。塩分量が気になる方は、一度水につけて塩分を落としてから天日干しするのがおすすめです。
ときどき梅干しをひっくり返して、両面を均等に乾燥させましょう。
オーブンでつくる
- 梅干しの種を取り除く
- 梅干しを平に成形する
- オーブンで100℃1時間焼く
- 裏返して30分焼く
梅干しをしっかりと乾燥させるために、梅干しが重ならないよう注意しながらオーブンシートの上に並べます。好みの硬さになるまで焼きましょう。
梅干しが焦げそうなときは、梅干しの梅にもシートを被せれば梅の表面を焼きすぎずに乾燥させることができます。
電子レンジでつくる
- 梅干しの種を取り除く
- 梅干しを平に成形する
- 電子レンジで30秒焼く
- 裏返してさらに30秒焼く
- 3と4をくり返す
裏返し作業が面倒だからと長時間続けて加熱すると、果肉が爆発することがあります。事前に種を取り除き、様子を見ながら加熱をくり返しましょう。
市販の干し梅の塩分の減らし方
市販の干し梅で塩分を控えながら楽しみたい方には、以下の方法がおすすめです。
- 干し梅の摂取量を制限する
- 調味漬けの干し梅を選ぶ
どんな干し梅にも塩分は必ず含まれています。食べる量を調整すれば、塩分を控えながら干し梅を食べることができます。
また、塩漬け梅干しに比べて調味漬け梅干しは塩分量が少ないのが特徴です。とくにはちみつ漬けの干し梅は、甘さ重視の梅であるため、塩分量は少ないと考えられるでしょう。
干し梅の摂取量や種類の選択を工夫することで、塩分摂取量を減らしながら干し梅を味わえます。
塩分控えめの干し梅は健康に良い?
塩分が多い干し梅よりも塩分控えめの干し梅の方がからだに良いといえるでしょう。
毎日多くの塩分量を摂取すると、高血圧などの生活習慣病を発症しやすくなります。高血圧症になると、血管に多くの負担がかかるだけでなく、脳梗塞や脳出血のリスクが高まるため注意が必要です。
日本人は1日の塩分摂取量の目安が男性で7.5g未満、女性で6.5g未満と定められています。この範囲内で干し梅を食べれば問題ありませんが、塩分は干し梅以外でも摂取する機会があるため、1日1粒から2粒と制限を設けるのがおすすめです。
調味漬けの梅干しは塩分量が少ないからと大量に摂取すると、塩分摂取量の過多につながります。塩分量に気をつけながら、干し梅を味わえるのが理想です。
干し梅の3つの魅力
干し梅は、小さなお子さまから大人まで楽しめる梅の加工品です。どうして長年人気を集めているのでしょうか?
干し梅の魅力は、主に以下の3つが考えられます。
- 持ち運びに便利
- おやつとして楽しめる
- 外出先でも手軽に塩分補給ができる
干し梅をまだ食べたことがない人も、「食べてみたい!」と感じること間違いナシ!それぞれの魅力について詳しく解説します。
持ち運びに便利
干し梅は持ち運びにたいへん便利な食品です。
干し梅は種を取り除いて薄く加工されているため、バッグに入れてもかさばりにくいのが嬉しいポイントです。ポケットに忍ばせていつでも食べることができるため、手軽に楽しめます。
おやつとして楽しめる
小腹が空いたときは、ついつい甘いお菓子に手を出しがちですが、カロリーや糖分が気になるところ。干し梅は、1粒当たりのカロリーが少ないため、太るのを気にせずに食べられます。
甘く加工されているものは、お子さまのおやつにもぴったりです。
外出先でも手軽に塩分補給ができる
暑い夏は、熱中症予防として塩分補給が大切です。
干し梅は手軽に持ち運びができるのが嬉しいポイント。塩分を補給したいときにすぐに取り出して食べられます。
食べ過ぎに注意しながら、干し梅で上手に塩分補給をして暑い夏を乗り切りましょう。
健康的で美味しい干し梅ならプラムレディ
プラムレディではさまざまな梅商品を取り扱っていますが、干し梅の商品もあります。それが、「紀州産 種抜き甘い干し梅【はちみつ入】」です。
じつは、プラムレディの干し梅はリピーターが多い人気商品の1つ。美味しさの秘密をご紹介します。
- 紀州産の南高梅を使用
- 1粒1粒丁寧につくられている
- 個包装で衛生的
紀州産の南高梅を使用
プラムレディの干し梅は、紀州産南高梅を使用しています。
干し梅は、中国産のものも多く出回っていますが、プラムレディの干し梅は国産製造です。和歌山県で採れた全国でも名高い紀州産南高梅でつくった梅干しを、干し梅に加工しています。
1粒1粒丁寧につくられている
干し梅の種は、1粒1粒丁寧に取り除いてつくられています。種なしのため、誤嚥(ごえん)しやすいご高齢の方や小さなお子さまも安心して食べられます。
紀州南高梅の果肉は、肉厚なところがポイントです。
個包装で衛生的
個包装された干し梅は、衛生的に食べられます。
干し梅製品のなかには、1つの袋に梅がまとめて入れられているものもありますが、プラムレディの干し梅は1粒1粒個包装されています。雑菌が繁殖しにくく、キレイな状態で食べられる商品です。
個包装された干し梅は、小分けにして食べられるだけでなく、人とシェアして食べれるのも魅力的です。1袋に約12粒から14粒入っているため、大勢で分け合って食べるのもおすすめです。
干し梅を食べて手軽に塩分補給をしよう
小腹が空いたときに食べやすい干し梅は、塩分を控えても十分美味しく食べられます。自家製の梅干しから干し梅をつくれば好みの塩分量に調整でき、無添加で美味しく楽しめるのが嬉しポイントです。
干し梅を手づくりする際は、梅干しを天日干しやオーブン、電子レンジで乾燥させるのがおすすめです。爆発を防ぐためにも種は早い段階で取り除き、両面均等に乾燥させるなどいくつかの注意点を把握しておきましょう。
そして、美味しい干し梅をお探しの方には、プラムレディがおすすめです。
「紀州産 種抜き甘い干し梅【はちみつ入】」は、紀州南高梅を使用した肉厚な果肉と甘いはちみつの香りが特徴です。1粒1粒個包装になっているため、シェアして食べられる持ち運びにおすすめの商品です。
リピーターも多く、プラムレディのなかでも人気の商品の1つです。暑い夏に、ぜひお試しください!